2015年7月29日水曜日

新舞子マリンパーク釣り施設清掃大会 報告

先日、7月12日に開催しました、クリーンアップ伊勢湾!新舞子マリンパーク清掃大会の報告です。
 参加ダイバー 23名 海上支援 3名(パドルボート1名、監視船2名)
陸上支援参加者15
主催:日本釣り振興会愛知県支部 協力:NPO中部日本潜水連盟


1、中潜スタッフ集合830分、受付開始。受付を済ませたダイバーは器材のセットをおこないます。
2、9時、潜水ダイバー集合し、手順と海域の説明。日釣振愛知県支部が釣り大会を開催している為、海域の調整に手間取り予定の変更がありまし。予定を変更して入口から西へ100mから東へ70mになりました。本日の海域状態は視程50cmから1m。中潮、満潮1552203cm 干潮90757cm 日の出4:47。 潮流は東から西。
3、930分朝礼。日釣振愛知県支部(高橋氏)中潜会長(江本氏)ダイバー班班長(木下氏)陸上支援班長(大河内氏)挨拶と手順について説明がありました。
4、950分、ダイバーのバディと班分け11バディ4グループの構成とし、陸上班も4グループの班分けを行いダイバーをサポート。監視船は船長と監視担当の2名構成とし、パドルボートと共に海上へ移動しました。パドルボートはダイバーに近接してサポートゆえ多忙を極めたようです。
5、915分、エントリー開始。陸上班とダイバーはそれぞれのポジションへ移動し、タラップを降ります。タラップ(階段)は25mほどあり器材を背負っての昇降は気kついものがありました。
6、1115分が作業終了の時間です。海中での視界の悪さもあり、ダイバーはコンパス見ながら移動します。ダイバーからの聞き取りで視程は50cmから1m程度で場所によっては手先すら見えない所もあったようです。
潮流が東から西へあったため西へ流されるダイバーが居たり、護岸から30m起きて出てい舞うダイバーもいました。やはり、視界の悪さが方向と距離感覚を狂わせてしますようです。
7、釣り大会行っているのでダイバーが潜水表示のために付けている丸ブイが近くある時は竿をおあげて頂くようにお願いしたのですが、ダイバーにかかってしました。糸が外せなく切ることになりました。
  東側を清掃したダイバーからの報告で小型船のアンカー(ステンレス製の鎖付)を引きあげたとありました。(写真添付)半分ほど砂に埋まり苦労してあげたと報告を受けました。
  

8、1115分エキジット開始。支援班がロープを使いウエイトやフィン等の器材をあげました。ガイバー―はタンク等の十器材を背負ったまま梯子をあがりました。潜水した後なのでやりきついようでした。別の班では、背負ったタンクにロープを掛け梯子を上るダイバーへの負担を軽減するようにしていました。1120分ごろには全員上陸しました。
9、器材などの洗浄とシャワーについてはマリンパークの車両を協力して頂き水場まで搬送しました。
集積したごみは撮影分別前に撮影しました。分別撮影を行う予定でいたが、分別中にマリンパーク担当者の方々が分別せずに持って行かれてしましました。中途半端ですが写真を添付
10、ダイバーを中心に集まっていただき写真撮影を行いました。その後、簡単な終礼をしシャワーへ行って頂きました。
11、懇親会として、飲み物と軽食を取っていただきました。中潜スタッフによる、「ダイコンも当たる抽選会」を開催し参加の皆さんと親交を深めました。
事務局(鈴木)


2015年7月17日金曜日

 学んで楽しい中性浮力

“中性浮力”って英語で「Neutral buoyancy」だそうです。スクーバ・ダイビングをするときの基本の練習といえば、耳抜きに、マスククリアなどです。スクーバ・ダイビングなのですからまず沈まないといけないですが、沈んで海底を歩くわけにはゆきません。空中遊泳すなわち無重力のような状態を自分で造りだすのが“中性浮力”といわれるものです。これはBCと言う浮力調整機材と呼吸のコントロールで行うのです。前段階としてまず自分の適正ウエイトを知らなくてはなりません。「ダイヤモンドリーフ研修」はプール行います。淡水ですので海水との比重差があります。(海水の比重1.025)プールではウェイトを軽くします。このプールで使用するウェイトはプールの床などを傷つけないように専用のタイプを使用します。
さて“中性浮力”をコントロールすることが少々面倒と思わないでください。慣れるための手順です。コツをつかめば、スクーバ・ダイビングはもっと楽しくなります。そのための講習会です。
では「ダイヤモンドリーフ」とは何かを話します。水の中に菱型(ダイヤモンド型)のアングルを浮かべ通り抜けます。サ-カスのトラの輪くぐりのように素早く通り抜けてはいけません。ダイバーは猛獣ではないからです。ゆっくりと時間をかけて通ります。
 これらの練習を中部日本潜水連盟(以下中潜)のインストラクターが指導します。そして、今だから疑問や、知りたいことも聞いてください。参加お待ちしています。


      ***************************************
 参加について:講習協力金として、中潜会員2500円、非会員3000円。(タンクとウェイト(プール専用錘)を含みます。)申し込みの時にウェイトの重量をお伝えください。そのほかの機材が必要な方はお申し出ください。1500円です。フルッセット3000円です。スーツをレンタルの方はT・B・W・Hを担当者へお申し出ください。
スキンダイビング(フリーダイビング)の方も参加できます。指導はありませんがプール協力金2000円をお願いします。
参加申し込みの際はメールアドレスと電話番号をお知らせください。尚、facebookからの連絡は「メッセージ」を使用してください。後日、確認メールを送ります。

本年中の中潜への入会は年会費の

2015年7月8日水曜日

クリーンアップ伊勢湾in新舞子マリンパーク清掃大会



今更聞けない?今こそ聞くべきです

スキューバダイビングは簡単で安全なのか?
もし、あなたが「スキューバダイビングって簡単で安全なスポーツなの?」って聞かれたらどう答えますか?
インストラクターになるための講習では、「オープンウォーターの講習生は、これからダイビングを始めよう、楽しもうとしているのだから、ダイビングにネガティヴなイメージを抱くような表現をしない」的なことを教わります 確かにそれはスキューバダイビングを普及させるといった面に対しては有効です 
これからダイビングを始めようってひとに、「肺が破裂して血の泡を吹きますよ」とか「突然意識を失ってそのまま帰らぬひとになることもありますよ」って話をしたらドン引きです
でも確かに世界中のダイバーの中には、いろんな事故に遭遇したり、潜水病を発症したりする人がいるのも事実です どんなリスクがあるのかを知った上で、それを最小限に抑える、未然に防ぐことが重要です 知らないものを防ぐより知っていて防ぐ方がより簡単です
知識というものはまさにそのために必要なのです 命懸けで体験せずとも頭の中でシミュレーションすることで事故を減らすことができます 事故事例から「なぜその事故は起こったのか?」「どうしたら防げるのか?」を考えるのはとてもいいトレーニングになります


 またスキューバダイビングは自然を相手にしたスポーツです しかも他のスポーツではあり得ない高圧空気を呼吸し、高水圧下を泳ぐといった特殊なスポーツです ですからいつも自然を侮ることなく、しっかり器材をメンテナンスし、体調を整え、ストレスフリーなダイビングをすることがヒューマンエラー因子を減らし、それが事故を防ぐことに繋がります
ダイビングは、しっかりした知識と技術がある、適正な器材のメンテナンスと万全な体調、良好な海況であればほぼ安全安心なスポーツであると言えます 逆に言えば積極的に楽しもうとすれば自ずと知識も技術も付いてきますし、ちゃんとメンテナンスされた器材で快適に潜れるようになると思います
みなさん安全潜水をしましょう
「せっかく取れた休暇だし、せっかく遠くまで来たんだし、勿体無いからちょっと海況悪いけど潜っちゃえ」なんてことにならないようにしてくださいね 潜らない選択をするのも大切なダイビングスキルのひとつですよ
Be a Safety Diver !!

✳︎「ちゅうせん」では、定期的にダイビング練習会を行なっています スキルアップ、スキルチェックをしたい方は是非ご参加ください
次回開催日は9月6日です (OT)
詳しくはイベント欄(facebook)にてご確認ください→ブロクにても案内します。
https://oceana.ne.jp/enquete/57030

減圧症

「ちゅうせん」ページでも度々取りあげています減圧症 ダイビングは海中という高水圧下でのレジャーだということを忘れてはいけません
減圧症というと水深の深いダイビングをすると危険だって認識があると思いますが、一方でそれほど深くないけど長い時間の潜水が危険だという認識が薄いのではないでしょうか
すべてのダイビングは(無減圧潜水だろうが減圧潜水だろうが)浮上時にはほとんどの場合減圧をしています だから浮上スピード(10m/s)が定められています これはハーフタイムが短いコンパートメントからの窒素排出速度よりも早く浮上すると窒素排出が間に合わず気泡化するということです
減圧症発症には個人差があります ダイビングコンピューターに従って潜っても全てのダイバーに必ず安全が担保されている訳ではありません
これを踏まえてダイビングプランを
立てるとするならば、残留窒素量にかなり余裕を持たせてダイビングを終えるか、はじめに深いところから段々と浅いところへと移動しながら(減圧しながら)潜る(こちらも余裕を持って)といった型を推奨します
中深度長時間(40分を超えるもの)の箱型ダイブは減圧症リスクが高いのでやめるべきです 減圧潜水だろうが無減圧潜水だろうが減圧しながら浮上していっているという意識を持つことが大切です(OT)
参考urt  https://oceana.ne.jp/medical/56964

「最大水深24mで減圧症!? たったの1本で罹患した減圧症事例」と題し、減圧症体験談をタバタ今村さんがシミュレーションで分析します。
OCEANA.NE.JP

初めての器材(gear)選びをどの様にするか

特に初心者ダイバーの皆様へ
器材の購入について私見を述べたいと思います
器材はまずマイギアかレンタルかと悩まれるかたも多いと思われますが、私としては是非マイギアの購入をお勧めします 理由は以下の通りです
マスク
まず視力が悪い方は度付きのマスクはどこでもレンタルできるわけではありませんし、最近はコンタクトレンズをして潜る方もいらっしゃいますが、マスククリアなどは自分で意識して目を瞑っておこなえば済むことですが、イレギュラーな事案でマスクが外れたり、マスクに水が入った場合などはコンタクトレンズを流してしまうリスクがあります 視界不良はそれだけでパニック要因になりますし、パニックは事故に直結する可能性を高めます
ウエットスーツ
ウエットスーツは身体とスーツとの隙間に水が入り込みます それは仕方がないことなのですが、その水は体温を使って(奪って)スーツとの間で暖かい水となります 大切なのはその温かくなった水を新たな水となるべく交換しないことです 絶えず新しい水が入り込みますと体温を絶えず奪われることになり、ハイポサーミア(低体温症)とならないまでも寒いです 寒さはストレスとなりますし、何よりダイビングを楽しめませんよね また首回りがキツイと脳への血流が阻害され、ちょっとした脳酸欠状態となり呼吸が増えたり乱れたりします やはりストレスも増えます できればオーダーすると快適でしょう
レギュレーター
レギュレーターは、各社研究がなされどのメーカー品も違和感なく使えます 旅行を考えるとなるべく軽いほうがよいですし、ダイヤフラムが大きいもののほうが呼吸抵抗が少ないと思います 水中での呼吸するためには要の器材ですので自分のものの方が安心ですが、信用できるショップのレンタル品なら大丈夫でしょう しっかりメンテナンスをしても故障するときはしますし
BCD
BCDなんてどれも大差ないと思っている方が多いと思いますが、やはりいいものはいいです 材質や強度、ホールド感も操作性もパワーインフレーターの吸気スピードや排気スピードも全然違います その辺りはスキルでカバーできなくもないです 問題は浮力(比重)です レンタル品は毎回浮力(比重)が違うことになりますので、毎回適正ウエイトにするために調整するのは無駄な作業になりますし、毎回同じウエイト量で潜ると適正ウエイト量になったりならなかったりします そしてまず毎回オーバーウエイトになります

フィン ゴムフィン、プラフィン、ゴムプラのハイブリッド、フルフット、ストラップ、ショート、ロング、ハード、ソフト…いろんな組み合わせをレンタルなどで試して自分に合ったフィンを見つけてから買っても良いと思います 男性だから固めや長め、女性は柔らかくて短めのもの、なんていうことは全然ありません 好みと性能で選んでください
ダイビングコンピュータ(ダイコン)
ダイコンは、すべてのダイビングで必携です 浮上スピードや残留窒素量を計測しながら潜ることは減圧症やベンズを防ぐためにとても大切です ダイコンはウォッチタイプのものも多く身につけていってもかさばらないものも多いので、必ず持っていてほしいです
優先順位としては
第一優先 ダイコン マスク(視力が悪い人) ウエット
第二優先 BCD レギュレーター
第三優先 フィン ブーツ グローブなど
ですが、マイギアとレンタルを併用するなら、レンタル費用を考えると軽器材とダイコンを購入して、重器材をセットでレンタルするのが無難でしょうか
安全性やストレスフリーダイブを考えるならばこれがベストかと思います ですがあくまでも私見ですのでそれぞれが予算と好みで揃えたりずっとフルレンタルしてもよいと思います  (OT)
6月28日は、越前方面の海況が悪く、体験&ファンダイビングツアーは中止となってしまいました
今日は、東海市体育協会の体験ダイビング会に来ております
プールでの体験ダイビングは少し物足りなさを感じるかと思いきや、水中で呼吸できたり中性浮力で中層を漂ったりと普段味わうことのない体験ができるので、初めての方にはとても新鮮だそうてす
少し風が冷たいですが、梅雨の合間の晴天に恵まれ楽しい体験会になりそうです

ゴミの回収で一言 (

回収するだけじゃ駄目⁈
ゴミを出さないシステムを作らなくちゃね ゴミに付加価値をつけられたら減量化できないかなぁ
もっと抜本的なところから手をつけないと手遅れになっちゃう
身近な問題だけど影響は世界の海に広がってる 環境後進国への技術支援や環境教育などグローバルな取り組みも必要だね (ot)